2017-01-30 | ブログ
一眼レフカメラなどで撮影した写真では、背景をぼかして被写体を強調させている写真をよく見ると思います。
これまでiPhoneのカメラではこういった撮影はできなかったのですが、iPhone7Plusの登場によりそれが可能となりました。
しかし、実は古いiPhoneでもある方法を使えば背景ぼかし撮影は可能だったのです。
今回はその方法について、詳しく解説いたします。
iPhoneでの背景ぼかし撮影は、iPhone7PlusとiOS10.1の組み合わせによって実現します。
この組み合わせで利用可能な「ポートレートモード」で画像処理することによって、一眼レフで撮影したような背景をぼかした写真を作ることができます。
カメラの性能自体も高く驚くほどきれいに撮影できるので、iPhone7Plusさえあればもう一眼レフやデジカメは必要ないのではと感じてしまうほどの完成度です。
写真好きの人はこの機能だけを目的に機種変更する人も少なくありません。
ポートレートモードは古いiPhoneでは利用できませんが、古いiPhoneでもポートレートモードを利用したかのような撮影を行うことはできます。
その方法は、「超近距離撮影」で実現します。
被写体に30cmくらいのところまで接近し、そのまま近距離で撮影するのです。
きちんとピントが被写体に合っていれば、背景だけぼやけたように写ります。
この方法を使えば古いiPhone使用者でもカメラマンになったかのような気持ちで撮影を行うことができるので、是非試してみてください。
この背景ぼかし撮影の方法は、残念ながら人物の撮影には向いていません。
30cmという超近距離まで接近しなければならないため、人物を撮影しても体のごく一部しか写すことができないからです。
全身を写しつつ背景をぼかすという撮影ができないので、人物の撮影ではあまり意味がなくなってしまいます。
また、アップでの撮影となるので被写体の人物に嫌がられるということも十分に考えられるでしょう。
■まとめ
古いiPhoneを使用していて、どうしても背景をぼかした撮影をしてみたいという方は今回ご紹介した方法を試してみてください。
人物の撮影はできなくても、ペットの写真や花の撮影では十分にこの技を活かすことができます。
一度試してみると意外と楽しく、何かを撮影するときには必ずこの方法で撮影してみたくなります。
最新型のiPhoneでなくてもうまくテクニックを駆使すればこのような楽しみ方もできるので、是非写真撮影の際には試してみてください。