2017-02-06 | ブログ
iPhoneのカメラアプリで撮影するとき、「もうちょっとうまく撮りたいな」と思うときはないでしょうか?
そんなときに役立つのが「グリッド」という機能です。
あまり知られていないカメラ機能の一つではありますが、実はこの機能を使うだけでも撮影上級者へ一歩近付くことができるのです。
今回はこのグリッド機能についてご紹介します。
グリッドの機能を設定するには、まず設定アプリを開きます。
そこから「写真とカメラ」を選択。
次の画面の中に「グリッド」という項目があるのでそこをオンにします。
これで設定は完了なので、カメラアプリを開いてみましょう。
縦と横に2本ずつグリッド線が表れて、画面が9分割されていれば正常に機能しています。
このグリッド線があると、バランスのとれた撮影が簡単にできるようになります。
人物の撮影では体のラインとグリッド線を合わせることでバランスの悪い素人っぽさを大きく減らすことができるでしょう。
肩の高さにグリッド線を合わせてみるだけでも、被写体の傾きを防ぐことができるので印象は大きく変わります。
風景写真では基準とする場所にグリッド線を合わせることで安定した撮影が可能となり、9分割されたエリアも意識しながら撮影することでベストなバランスを探し出すことができるでしょう。
画面が分割されることで、画面内での被写体と背景のバランスをとりやすくなります。
9分割のどのエリアに被写体を写せば空間を利用した理想的なバランスになるか、グリッド線があるだけでもその比較が容易になります。
人物をメインに撮影したい場合でも、背景の範囲を調整することで臨場感は大きく異なってくるものです。
被写体に合わせる線や点をいろいろと変えて撮影してみると、新たな発見につながることもあるでしょう。
写真撮影について特に学んだことがない人であれば、グリッド機能は上手に撮影する手助けとなってくれるはずです。
■まとめ
グリッド機能はプリインストールされているカメラアプリでは隠れた機能となっていますが、その他のカメラアプリでは初期設定でグリッド線が入っているものもあります。
グリッド線があると写真の構図を決めやすく、撮影に安定感をもたらしてくれます。
その為、あまり撮影が得意でない人でも見栄えの良いきれいな写真を撮ることができるでしょう。
まだグリッド機能を試していない人は是非試してみてください。