2017-02-17 | ブログ
なった古いiPhoneを買取り業者へ売ったり知人へ譲ったりすることもあると思いますが、そういった際には必ずデータを初期化しておきましょう。
データが残っていると悪用される可能性がゼロとはいえないので、自身でできる対策は必ずしておくべきです。
今回はそのiPhoneのデータ初期化の方法についてご紹介いたします。
iPhoneの初期化を行うには、事前に各種設定解除の準備が必要となります。
まず、Apple Watchを使用している場合はペアリングの解除が必要です。
iPhone側から行う場合、「Watch App」を開き「マイウォッチ」を選択し、解除したいApple Watchをタップして解除を選択しましょう。
Apple Watchからでもペアリングの解除は可能で、設定アプリから「一般」→「リセット」→「すべてのコンテンツと設定を消去」を選択することでペアリングを解除できます。
次に「iPhoneを探す」の機能をオフにし、iCloudからサインアウトします。
設定アプリから「iCloud」を選択し、「iPhoneを探す」をオフにします。
その後に一つ前の画面からiCloudのサインアウトを行ってください。
これで初期化の準備が完了です。
では本題の初期化の方法を解説します。
まずは設定アプリから「一般」→「リセット」と進みます。
すると次の画面で「すべてのコンテンツと設定を消去」というところをタップし、初期化が完了します。
初期化自体の手順は非常に簡単で、むしろ初期化前の準備の方が面倒なくらいです。
手順さえわかれば誰でも簡単にできることなので、iPhoneを手放すときには必ずデータの初期化を行うようにしましょう。
iPhoneの初期化を強く勧める理由としては、個人情報の流出リスクが一番です。
スマートフォンは個人情報の塊のような物なので、初期化しないで手放すと後で大変なことになる可能性があります。
自分が被害を被るだけならまだしも、他人にまで迷惑をかけることになりかねないので初期化は必ず行うことをおすすめします。
買取り業者へ売却する場合、業者の方でも初期化やデータの消去は徹底的に行われますが、ごく一部の悪質な業者は個人情報を抜き取る行為をする可能性があるため、まずは自身で初期化をしてから売却するようにしましょう。
■まとめ
iPhoneには多くの個人情報が詰まっているため、日ごろから失くしたりしないよう注意が必要です。
自分の元から手放す場合は、できる限りのデータ消去を行うことがマナーであるともいえるので、簡単な手順でできるデータの初期化は忘れないように注意しましょう。